2025/11/10(月)
兄弟で共有名義の空き家を売却する方法
親の相続などで兄弟や姉妹と空き家を共有しているケースは少なくありません。
しかし、共有名義のままでは「売る」「貸す」といった判断を単独で行うことができず、維持費や管理の負担ばかりが増えることもあります。
スムーズに売却を進めるためには、法的な仕組みを理解し、兄弟間で合意形成を図ることが不可欠です。
ここでは、共有名義の空き家を円滑に売却するための基本と実践的なポイントを解説します。
共有名義の空き家を売却するには全員の同意が必要
共有名義の不動産は、所有者全員の同意がなければ売却することができません。
これは民法上の定めであり、たとえ持分の割合が大きい人であっても単独で売却を決めることはできません。
そのため、まずは兄弟全員が「売る」という意思を固めることが第一歩です。
もし同意が得られない場合は、「持分売却」という方法もあります。
自分の持分だけを第三者や他の共有者に売却することで、共有関係を整理することができます。
また、どうしても話し合いで解決しない場合は「共有物分割請求」という法的手段を取ることも可能ですが、家族間の関係を損なうリスクもあるため、専門家に相談しながら慎重に進めることが大切です。
兄弟間のトラブルを避けるための話し合いと準備
売却を進める際には、まず「なぜ売りたいのか」「売却後の資金をどう分けるか」を明確にしておくことが重要です。
感情的な対立を防ぐためには、金銭面や相続の経緯をできるだけオープンに話し合い、書面で合意内容を残すことが望ましいでしょう。
また、第三者である不動産会社や司法書士を交えて話を進めることで、公平性を保ちやすくなります。
専門家を介することで冷静に判断でき、兄弟間の信頼関係を維持したまま手続きを進められるケースも多くあります。

スムーズに売却を進めるための実践ステップ
共有名義の空き家を売却する際の流れは、①全員の同意を得る→②不動産会社へ査定依頼→③売却条件を調整→④契約・登記手続きという順です。
特に査定段階では、共有名義であることを正確に伝え、共有者全員が説明を受けられるようにすることが大切です。
また、登記名義の確認や権利関係の整理は司法書士に依頼し、必要に応じて税理士にも相談するとよいでしょう。
不動産会社を選ぶ際は、共有不動産の取扱いに慣れているかどうかを確認するのがおすすめです。
「共有名義の売却実績」や「相続案件への理解」がある会社なら、複雑な調整もスムーズに進めてくれます。
兄弟での共有名義問題は、法的な手続きと家族の話し合いの両輪で進めることが成功のカギです。
専門家のサポートを得ながら、冷静かつ公正に進めれば、トラブルを避けつつ空き家の有効活用につなげることができます。
不動産売却に関することは「群馬空き家相談センター」ラッキー不動産にご相談ください。